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国民の5人に1人は花粉症

 

花粉症患者数は増加の一途をたどり、スギ花粉症だけで1500万人以上、日本の花粉症総人口は2000万人以上、5人に1人は花粉症ともいわれ、今後も増加することが予想されています。

日本では1961年にブタクサ花粉症、1964年にスギ花粉症患者が報告され、1980年代に入ってから猛烈なスピードで花粉症患者数は増加しました(特にスギ花粉症)。

花粉症が報告されてから約50年後の現在、その患者数は国民の10~20%までに達し、まさに“日本の国民病”と呼ばれるようになりました。

さらに花粉症は一度発症すると毎年花粉の飛散する時期に繰り返し、自然治癒することは難しいことなどから、今後、花粉症患者数は2倍~3倍に急激に増加するだろうと予測されており、花粉症対策が急務を要する時代になってきました。

花粉症に関連する費用も膨大な額に上ることが推測され、患者にかかる年間医療費は約2,860億円、仕事がはかどらないなどの労働損失は年間約650億円と試算されています。

また、花粉症は子供には少ないといわれていましたが、近年14歳以下の患者数が大きく増加し、花粉症発症の低年齢化も深刻な問題となっています。

 

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